BREEZE21大分遠征
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「気力・体力の限界…。」とは、今年の初釣りで2日ぶりに本土の陸地に戻ったわたしの第一声。 1月16日大分鶴見大島にて、恒例の「BREEZE21」大分遠征を企画開催しました。わたし達のホームグラウンドの瀬戸内では、水温が低下しすぎるためか、「寒グレ」という言葉がありません。この時期は、「寒チヌ」を地元で狙うか、九州・四国方面に遠征しなければグレの顔を拝むことはなかなか出来ません。 この時期の磯釣り王国九州。週末の大分の各磯はどこも人・人・人!でまとまった人数が磯上がりするのは至難の業。 磯確保のため我々”あるある先発隊?”メンバーは参加者に大分の磯を十分堪能してもらうべく、昨年同様、前日土曜から鶴見入り。焚き火禁止の鶴見に、この時期決死のナイターを張ります…。 ![]() 昨年は高速が通行止めとなる大雪の中、「寝るなー寝たら死ぬぞ!」と、まさに雪山に遭難した再現ドラマを地で行く行為に、泊まった誰もが「二度とせん!」と言いながら…。悲しいかな今年も先発隊は同じ顔ぶれが揃います。 前日、マキエの準備を釣具店で済ませます。わたしはこれまで釣行時はほぼ99%以上配合エサはマルキュー製品を愛用してきました。今回は久々のプライベート釣行なので、いろいろ試してみるべく、(っというよりビンボーなんです…。)H社・T社の定価500円(実売350円)クラスの配合にそれぞれパン粉という組み合わせにして見ます。 釣具店の練り箱でエサを練ってみると、どーも匂いがしてきません。鼻を近づけて匂ってみても錆びたスコップの匂いしかしてきません…。 土曜早朝1時に山口を出発。毎年お世話になっている「てる丸」渡船場にAM7時に到着・出船。この時はまだ、先発隊メンバー皆やる気モード全開です。「ダンバナ」「小バエ」と磯取り組みをわかれ、我々は昨年同様「大バエ」の磯取りです。さすがに、鶴見大島を代表する1級磯だけあって、広い「大バエ」ぐるっと一周土曜のお客さんで竿が出せる隙間はありません。 磯に上がり、明日の釣りの場所取りである旨ご挨拶し、後ろで邪魔にならないよう見学します。聞けばどのお客さんも納竿は夕方4時〜5時とのこと…。潮合ともなると次々と皆さんの竿が曲がりますが、我々は指をくわえて見てるだけ…。これから10時間あまり、釣師にとってこの状況は地獄です…。 満潮の12時頃、「大バエ」でも突端の絶好の釣座で釣られていたお客さんが、瀬代わりされるとのこと。この方々のお顔が天使に見えました! |
![]() さっそく、空いた釣座で鶴見の海に一礼して、今年初めての竿を出させてもらいます。 っと言っても、同行した先発メンバーの岩田さん・西まんさんの3人で畳1畳分のスペースにもぶれついているため、竿が当るどころか、シャクで叩ける間隔です。当然バッカンも3人で1個。このメンバー、プライベート釣行時には、3人の誰かが「釣れた。」と言えば、すかさずそこに行って、ウキを30cm間隔で流しだします。ゆえにこういう釣りには慣れています。 今年の初釣りは、初竿で!とA−oneクラシック1.25−5.0の初下ろしです。この突端釣座での本命の上げの潮が残っていてくれます。吸われる潮に張らず緩まずのライン操作を心がけ、わたしに今年初の1尾がヒット。A−oneクラシックが鶴見の空にきれいな弧を描きます。初獲物をバラさないよう気をつけて、タモ入れしたのは40オーバー。 これを皮切りに3人とも次々に竿が曲がります。ダイナミックな流れの中、35〜40チョロまでがコンスタントに喰ってきます。 一方今回、自ら瀬泊まりを加って出てくださった小野代表。唯一、人が入ってない「大バエ」でもB級の釣座で、こちらも入れ喰っておられます。 しっかしこの大バエの磯。エサ取りが1尾も見えないにもかかわらず、当たってくるのはグレオンリー。加えて、豪快な本流・湧昇流・サラシと海一面複雑でダイナミックな流れだらけで、瀬戸内ではまず経験できない体験です。 先のお客さんが納竿された夕マズメ、釣座は空いたものの、この頃から天気予報のとおり、立っているのもままならない超突風が吹き始めます。 悪天候のもののこの夕間、日中よりも更に活性が上がり、岩田さんは40オーバーの立派な茶グレ(オナガ)をGET。 日が落ちてからはヒラスズキタイムに突入し、サラシにルアーをキャストしますが、こっちは不発に終わってしまいます…。 さて、”恋に〜揺れるー♪”「長い夜」の始まりです。(ナンノコッチャ) 昨年の経験から万全の体制で、大バエの”キッチンスタジアム?”ポイントに陣取ります。テントは持参したもののとても張れるような状況になく、テントごと吹き飛ばされそうな強風です。 本日のメニューは冬磯の定番「キムチ鍋」⇒「キムチ雑炊」。我が家の”特製激辛キムチだし”で、心底暖まります。…が、猛烈な冷え込み&強風でとても耐えられる状態ではありません。バーナー2台・アルポット1台をフル稼働してとにかく暖まるものを作り続けます。 中でも最も重宝したのは”アルポット”お湯を沸かして、ラーメン・コーヒー。缶ごと放り込んで熱燗・缶コーヒー・甘酒と堪能できます。…が、この温もりもひと時の幸せです。 昨年以上の冷え込みで、寝袋も用を成しません…。30分でも寝ようものなら余計体が冷え切って、凍死寸前です。 皆で「寝るなー寝たら死ぬぞ!」と励まし合います。(昨年もそう言ってたような…。) |
AM5時。ようやく、遠征参加メンバーを迎え入れます。今年も大分の師匠”山本伸二名人”に参加いただき、参加者26名のたいへん有意義な大会になりました。日が昇って風はますます強くなる一方。体ごと持っていかれそうな超強風です。わたしの気力・体力燃料タンクはこの時点で、エンプティーランプ点滅です。この風でさらに体力を消耗させられます。 昨日にも増して、湧昇流・サラシがきつく、いかに道具を”吸われる潮”に入れていくかが釣果を左右します。風の合間にうまいこと道具をポイントに投入し、風のワルさを最小限にとどめるべく、フロロハリスは竿2本。この道具が吸われる潮をうまく捕らえさえしてくれれば、グレはバスバス当たってきます。参加メンバーも頻繁に竿を曲げてくれ、一安心。 山本伸二名人は我々に気を使っていただき、自ら風真正面の最も釣り辛い釣座から竿を出されたにもかかわらず、4Bの浮力を駆使され40オーバーを引きずり出されます。この釣技には脱帽です。 わたしの燃料もすでに消耗しきった10時頃、突然竿引きのアタリが襲います。丁度、突端周辺に釣座かまえ釣っていたため、”ゴンゴンゴン”と一気にこの突端の三角形の頂点を回られます。 ![]() ヤバイ!と思ったときには遅く、磯の三角形の頂点にラインがあたり「はいッ、さようなら〜。」グレだったのならオナガでしょう。 本日最大は「大バエ」に一緒に上がった松崎さんの46cm。さすが!山本名人も2位の賞品券を獲られ、我々25名に大分名物「城南の鳥からあげ」を振舞ってくださいました。 「小バエ」は昨日の夕間が下げだったので、この時の釣果は抜群だったものの、大会時は終始上げの潮で釣果はイマイチ。 「ダンバナ」、鶴見崎側当番瀬の「タチバナ」組みもこの強風でかなり厳しかったようでしたが、ほぼ全員が瀬戸内ではなかなか味わえないグレの引きを味わい無事遠征を終えることが出来ました。 丸2日、睡眠なしで極寒の磯に泊まり、わたしの燃料タンクはさすがにギブアップ。「気力・体力の限界…。引退します。」と語った横綱千代の富士の気持ちがよくわかった、今年の初釣りでした。来年の遠征は磯取り不要の蒲戸にしてもらいたいと思います…。 |
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| 当日のタックル&装備 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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