平成17年10月29〜30日のfish story

第35回報知新聞杯争奪グレ釣り選手権・第35期名人戦







◆ 今年も報知グレです。
 今回も柳井港から大知豊さんとご一緒してもらいます。
 報知はマキエ・ツケエで1試合8Kと決められており、毎年この分量の準備に頭を悩めます。
 なにか
簡単・スピーディーにエサの分量を量れるものがないかと、ない頭をひねった結果、ピーーン!とひらめきました。 
 かわいい我娘”アミーゴたん”が生まれたてのころ、釣友さんぺいちゃんがプレゼントしてくれた「ベビースケール」です。
 
この「ベビースケール」デジタル表示で、載せるところがお椀型になっており、まさに
「エサの量を量ってください。」と言わんばかりの使いやすさです。
 さすが!釣友さんぺいちゃん!!!こんな便利なものをプレゼントしてくれるとは、エエ男です。
 オキアミ生3k+配合4k+ツケエサ1k(ダンゴがあるため)の計算でせっせとエサ作り。


◆ ダンゴエサの話…
 数日前からオリジナル練りエサを準備しました。今回のこのエサ、硬さ・ネバリ・バラケと
過去まれに見る最高のエサが出来ました。
 これで釣れん訳はありません。たぶん…おそらく…。あまりの出来栄えにうれしくて記念に写真を撮っときました。 

 作り方は…。基本的に市販の練りエサ(マルキュー)ブレンドにアレ(マルキュー)を混ぜてこれ(マルキュー)を混ぜてゴニョゴニョゴニョ…。です。
 ここに書くと長ーーくなるので、詳しくは聞いてくださいませ。 ( ..)φオヤスクシトキマッセー



◆ 豊さんも年数回しか登場させない伝説の「魔法のバッカン」を登場させ、準備万端!
 会場の浜崎渡船には、JFT王座選手をはじめ各メーカーのテスター陣が全国各地より集結され、まさにメーカーの枠を超えた
「真のグレ釣りNO.1決定戦」と言える56名の豪華顔ぶれが揃っています。 
 今年も1隻は日振本島、1隻は宇和島湾内と2組に別れての試合です。これまでと違うのは、今回より予選リーグ方式が採用されたこと。4人1組で2試合の変則リーグ戦を行い、ポイント上位1名が準々決勝からのトーナメントに進める仕組みです。
 ベビースケールのおかげでエサの検量をスムーズに終え、抽選の結果…。
ぼくは湾内組み。
 今年ジャパンカップ(JC)・マルキューグレと本戦切符を手にし、昨年の報知も6位でシード選手の「絶好調!」浅野君と同じ組です。
 しかたないか…と思っていると、さらにこの組に入ってきたのは…
 
あの有名な?”ニャンコ (=^・^=) 先生”こと藤原実浩先生…。藤原先生も浅野君同様、JC・マルキュー本戦切符を獲得されており、ちなみにJFT王座選手です…。
 ほんで、4人目は宮川親分と親戚筋にあたられる高知の田城さん…。田城さんもマルキュー本戦切符を獲得されており、ニャンと!4人組すべてがマルキュー本戦出場者。内2名JC出場者という
”やれん…”組となってしまいました。


==予選リーグ1回戦==
◆ 初戦から
ニャンコ藤原先生と対戦です…。しかも!上がった磯は九島の「カメバエ」…。このカメバエ、高場の釣座はタモも届かない高さで、非常に高くアーンド不安定この上ない釣座…。高所恐怖症のぼくにとって、もっとも上がってはいけん釣場です。
 ジャンケンで勝って場所選びの優先権があったので、
迷わず低場を選択。前半低場で規定サイズ15尾揃えんと、後半はビビッて釣りにならんでしょう。 (ーー;)
 
「おみゃーはニャンニャン (=^・^=)と言うニャンコ先生の口攻撃?をかわして試合開始ーー。グレはむちゃくちゃにいます。1投目オキアミでコッパ…。2投目からはダンゴエサのみ。開始早々から3連チャンで30クラスのエエのが釣れます。しかしグレの学習能力は高く、次第にコッパの猛攻撃が始まります。
 これまで、ニャンコ先生から学んだパターンをとっかえひっかえ引き出して、おそらく10枚は25cm〜を確保。やっぱり
今回のオリジナル練りエサは格段にHIT率が高い!。さらにヒートアップする両者の口攻撃?釣れているときの口攻撃は楽しいものです。 (*^。^*)
 ほんで後半。
やっぱり高場はおそろしいです…。ぼくのプロフにも使っているスカイダイビングの経験を思い出し?「アレができたんやから、ここで釣りできん訳がない!」と開き直り作戦?です。
 慎重に磯の先っちょまで勇気を出して出て行って座り込み?ぺっぴりながらここでも30がらみが数枚釣れ、上出来です。
 15尾までを慎重に選んで検量です。当然ニャンコ先生もかなり釣られています。
 宮川競技委員長による検量の結果、両者5k越え、
わずか160gぼくの魚ががんばってくれ、恩師?ニャンコ先生に勝つことが出来ました。
 思えば、ニャンコ先生とはじめて一緒に釣りをしてもらい、ボコボコに負けて
「おみゃーはセンスがない!ニャン (=^・^=)と言われ数年…。この先生の釣り・一言一言を自分の目・心に刻み込み練習してきたつもりです。口はきびしー先生ですが、この先生の釣技は見れば見るほど奥深く、信じられんほどの戦績がそれを物語っています。この舞台で恩返しができ、涙が出そうでした。 (T_T)ウソ?ホント?


==予選リーグ2回戦==
◆ 1回戦対戦で、浅野君が田城さんに勝っており、浅野君:藤原先生、ぼく:田城さんの2組が九島の「真坂バエ」にて対戦です。
 藤原先生が浅野君に勝って、ぼくが田城さんに負ければ、全員1勝1敗でポイントが並びます。また、浅野君とぼくが勝てば2勝で2人が並びます。
 船付き高場側に、浅野君の組、歩いて低場にぼくの組に釣り場を分けます。
 場所決めの結果、ぼくは高場寄り真ん中のポイントから釣り開始。ここでもダンゴ勝負ですが、
思ったように型が獲れません。
 一方、真坂バエで一番端の低い釣座から釣られている田城さんのほうは、こちらよりも若干型が良い様に見えます。前半終了間際に30がらみが連発してくれ場所交代。
 後半の釣座では、今まで真坂バエに上がっても
使ったことのない釣座だけに心配でしたが、ここでの釣果が最も良く34cmクラスまでが入れ喰いになりました。まさか・マサカの真坂バエです。
 ほんで、対戦結果。藤原先生が浅野君に勝って、ぼくが勝たせてもらったため、このリーグを1抜けすることができました。 (^◇^)


==トーナメント準々決勝==
◆ これを勝てば明日の準決勝に首がつながります。対戦相手はJFTチャンプ福良さんを下した山元隆史さん。最近メキメキ実績を上げている福山の村岡哲ちゃんと、只波(タダナミ)4番で対戦です。
 ここ4番の磯は後ろに立ち木が覆いかぶさり、これに注意しなくてはなりません。
 オキアミ・ボイル・ダンゴとエサを探りながら1ラウンド目中盤までは良い釣りができました。しかし、1ラウンド終盤から哲ちゃん、山元隆史さんが30クラスを連発されます。
 「何のエサかのー?」っと隣の哲ちゃんを覗き込むと、どうもダンゴに見えます。「こりゃダンゴじゃ!」と、2ラウンド目からダンゴの連投。これが大きな勘違いでした。
 ダンゴをやっても素張りを引くばかり…。次第にあせって、立ち木に仕掛けを引っ掛けるやら、隆史さんとお祭りするやらの
トラブルまみれです…。
 2・3ラウンドは気ばかりあせって、まったく自分の釣りが出来ず、無念の敗退…。自分の釣りを出し切れず負けることほど情けないものはありません…。結果この組からは哲ちゃんが明日の準決勝にコマを進められました。


◆ 湾内組はまずまずの釣果でしたが、
沖磯は場所ムラが激しく40オーバーもポツポツとしか出ておらず、厳しかった模様。
 湾内組みから宮迫さん・村岡哲ちゃん・磯江さん、沖磯組から生駒さん・高野さんが残り、ワイルドカードで竹内優さんが加わられこの6人で明日の準決勝を湾内で戦うこととなりました。






==2日目==
◆ 宮川親分より湾内でも日振本島に最も近い「野島の1番」釣れるかどうか調査せよ。との指令を豊さんが受けられ、準決勝の間、豊さんと野島の1番で釣りをします。
 釣りをする時間は1時間ちょっとしかありません。大急ぎで支度して、豊さんと並んで釣り開始ーー。
 アジ・
アジアジのアジもぶれ、しかも30cmを超える大アジで慎重にキープします。(^_^)v
 一方豊さんはこの状況でダンゴエサを駆使され、30cm級のグレを仕留められます。ぼくも真似してダンゴをやってみます。すると合わせと同時に「ズドン!」と重量感のある引きが伝わってきます。
 ♪ルンルンルン♪とやり取りをして上がってきたのは、
にゃんと!ウマズラ!! (>_<) 40cm級の大メイボです…。これはこれでちょっとうれしかったです。 (^_^;)
 納竿時間も刻々と近づき始めた頃から、ようやくエサが残り出し、豊さんは35までのオナガ・ブトを連発です。
 豊さんとウキを30cm間隔で流しても、当たるのは豊さんの「大知ウキ」
 2人のマキエも底をつき、余ったサシエを撒いても釣れる始末…。結局ぼくは4つしか釣れませんでしたが、豊さんは短時間で
10枚以上釣られました。さすが!名人の技を勉強させてもらいました。


==決勝戦==
◆ 決勝戦に勝ち上がったのは、貫禄の高野さん。もう一方の組から山陰の宮迫さん(宮ちゃんさん)が見事!勝ち上がられ、この2人で吉田名人への挑戦権を賭け対戦されます。

 決勝の舞台は昨日ぼくが負けた、「只波の4番」。どう攻められるかひじょうに勉強になります。
 一進一退の攻防が続きますが、千葉県なのになぜかここの海を知り尽くす高野さん。(^。^) 得意の「千手観音釣法」?が冴え渡り、場所交代1投目で35cmのグレがヒット!手前のシモリに張り付かれ、万事休す。と観戦の誰もが思った魚を絶妙の竿さばきで引き出され、結果この1尾が勝敗を大きく左右しました。
 ほんま、このやり取りはむちゃくちゃ勉強になりました。
 宮ちゃんさんもウキ単体では
アタリが獲れない。と見るや二段ウキにすかさずチェンジ。30オーバーを仕留められ、この柔軟さもひじょうに勉強になりました。


==名人戦==
 ◆ ほんで、名人戦の舞台は、今日豊さんとぼくが釣った「野島の1番」。ぼくらの後に卓ちゃん名人もここで数釣りを堪能されており、リサーチ済み。
 この磯で、吉田賢一郎第34期名人に選手権優勝者の高野孝広選手が挑戦されます。まさに「釣りロマン」です。
 前半、本命先端釣座の吉田名人ですが、満ち込みの潮に変わったこともあり、釣果が伸びません。
 一方、ワンド側の不利な釣座からの高野さん。一瞬おとずれた
「釣れる潮」を見逃さず、バタバタとキープされ場所交代。
 場所交代後は吉田名人の前に「釣れる潮」は登場せず、潮が死んでいます。
 一方先端側でも、磯際を中心にキープを重ねられた高野さんが、結果吉田名人を破り、第35期報知新名人となられると同時に、関東に始めて報知杯を持って帰られました。


◆ 高野新名人の釣りは、JFTでの規定サイズ総重量の釣りと、報知での規定サイズ15尾までの釣りを使い分け、違う釣りを展開されていると思われ、このパターンの多さにただただ驚き、まだまだ勉強が足りんことを痛感した今回の報知でした。





大会結果






本日のタックル&エサ 
ロッド BB−XスペシャルNZ 1.2 48−53 (シマノ)
リール BB−X TECHNIUM 2000 (シマノ)
ライン SSハイポジションフロート  1.8 (TORAY
ハリス ハイパーガイアXX  1.5 (TORAY)
ウキ 小野ウキ 0+
PFトーナメント S 0 (ソルブレ)
オモリ等 G7〜G3 (状況による)
ゴム管3つ自作ウキ止め
ハリ
グレトーナメント 4〜6号  (金龍針)
チヌ(メジナ) 1〜3号 (金龍針)
マキエ
3試合分…1試合8K
遠投フカセ (マルキュー) 2袋
グランディス (マルキュー) 1袋
V9 (マルキュー) 1袋
伊豆グレ (マルキュー) 1袋
湧きグレ500 (マルキュー) 1袋
グレパン (マルキュー) 1袋
オキアミ生(3K) 3角
ツケエ  スーパーハードグレM (マルキュー)
 ミラクルエース M
 (マルキュー)
 くわせ練りエサチヌ、魚玉、
 各種配合漬けこみエサ
 オリジナル練りエサ