平成17年2月26〜27日のfish story

上五島有川遠征



*今回のFish Storyは「釣ファン」さんへ原稿を送っております。
そのため、かいつまんだ内容にさせていただきました。



 山口・広島・岡山から総勢12名のメンバーで、上五島有川町相ノ島へむけて「いざ出陣!」してまいりました。

 一昨年より、日韓親善グレトーナメントの開催など、磯釣り界の発展のため精力的に動かれている福住会長率いる、「福岡グレ競友会」の方々と交流させていただき、今年も競友会の月例会に我々がお邪魔させていただきます。
 佐世保港で競友会メンバーと合流。総勢約20名が「潮騒X」のペイントでかっちょいい船に乗り込み、2.5mのうねりの中、上五島を目指します。

 1時間ちょっとの船旅で、「相ノ島」に到着。わたしは、「最高級マキエシャク」の作者で有名な福山の湯川会長と「モリヤマ」と呼ばれるハナレに上礁。声を掛け合える向のハナレに大知豊名人と、競友会副会長内野さんが磯上がり。








 ここ相ノ島は、夜釣りでもデカバンの実績が高いとのこと。
 早速トラブル回避のためインナーロッド。陽が昇って、最もチャンスが高い潮合を逃さないよう、管付タイプのウキをセットします。
 「夜釣りは瀬際」が鉄則ですが、一生懸命夜釣りに励んでも、トンでもなく浅いところを釣っていた。なーんて失敗をこれまで何度も繰り返してきました。
 そこで、今回はここでひと手間。タナトリ作業を面倒がらず実行してみます。
 夜明け前の6時過ぎ、ベタ際で辛抱した甲斐があり、ムラカミウキに、本日の1尾45cmのクチブト(以下ブト)がきてくれます。これを合図に立て続けに40クラスが3つきますが、すべてブト。オナガのアタリは捕りきれませんでした…。

 しっかし、この日の冷え込みは半端ではなく、雪までちらついています。五島から望む九州本土も真っ白になっている始末。
 マズメのゴールデンタイムも終了し、バーナーで湯を沸かし、コーヒー・カップラーメンで湯川会長をおもてなし。
 「寒くて指先の感覚がない。」と言われる湯川会長も、このおもてなしに「おみゃーはエエやつじゃ!わしゃーこれがなかったら死んどるでぇ〜。」と、涙を流して喜んでいらっしゃいました。
 
*ポイント…冬場のプライベート釣行時には、バーナーは必需品!ガスバーナーの燃料は寒冷地使用タイプを使用したほうが、強風時も通常の燃料よりストレスなくお湯が沸かせます。100均の風除けガードも必需品。またアルポットがあれば、強風時もより快適にお湯を沸かせます。


 日中は、今シーズン各メーカーから新たにリリースされた道具を試してみます。
 潮筋を流せば30〜35クラスのオナガが楽しませてくれますが、型が出ません…。
 「モリヤマ」ハナレの裏を覗いてみると、相ノ島地側との間が15mほどの小さな水道になっています。その水道の真ん中にシモリが見えています。
 普通こんなとこを、わたしは狙おうと思った経験がありませんが、昨年一緒にここ相ノ島で竿を出させてもらった、競友会内野副会長が、「この時期の相ノ島はまさかここで…。と思うところで、デカイのが喰う。」と教えて下さったのを思い出し、やってみることに。
 するとこれが大正解!ウキがじわっとしもり、張らず緩まずのラインがツツッと走ります。わずかに穂先を押さえ込みます。この緊張感がたまらなくスリリングです。
 軽く合わせると、重量感のある引きを極翔リミテッドプロ1−53の胴がしっかり受け止めてくれます。魚はまったく怒らず、さらに支点が竿の胴にあるので、これまでの自分のやり取りのようにバタバタとあわてることがありません。
 狙いを変えた1投目で、本日最大となる47cmの体高のある丸々としたブトがきてくれました。








 同礁した湯川会長は自作されている棒ウキ(遠矢ウキ形状)で、円錐ウキにはまず出ない微妙なアタリを、イブシ銀の鋭い眼光が次々と捕らえ、良型を連発されます。
 一方、向のハナレでは、豊名人、内野副会長両者ひっきりなしに、惚れ惚れする綺麗なやり取りをわたしに見せてくださいます。








 夕方6時に上五島の友住港に到着。我々に気を配ってくださり、有川の地側で竿を出された、競友会の若手トーナメンター江藤兄弟を始め、超ベッピンな女性アングラーお二人らも、相ノ島に負けない40オーバーグレでクーラーを一杯にされています。

 陽もトップリ暮れ民宿潮騒にて、いよいよ待ちに待った大宴会の始まり始まりー。
 名物シシ鍋、ヒラマサの刺身などの豪勢な料理を囲み、岡山〜福岡の釣り仲間が、釣り談義で大盛り上がり。
 ごっきげん!の湯川かいちょーは、エンジン全開!?女性お二人に、最高級マキエシャクのプレゼントされ、宴会でもイブシ銀の技が冴えまくります。(ちなみに…。次の日「わしの使うシャクない〜。」と石村さんから借りてました。)
 大いに釣り人同士の交流が深まった大宴会となりました。






  二日目は、全員有川の地側で竿を出します。今日は有志参加者でオニギリ?がかかっているだけに、良型1尾を取りたいところですが、わたしはコッパ・オセンにもて遊ばれ、検量対象魚がきません。
 納竿1時間前の11時。あと1時間を丁寧に。と気持ちを入れ直し、目星をつけたところを凝視すると、なんとなくかけ落ちているように見えます。
 「マキエをココ。道具をココ。」と一人でブツブツつぶやきながら、とにかく丁寧にを心がけると…。五島の海は心が広く、40オーバーの1尾を奇跡的にプレゼントしてくれました。

 地側と聞けば、なんとなくB級磯と感じてしまっていたわたしですが、地磯側でも十分な釣果。
 山口から同行した、小野先生・辻野さんや、広島の名手中西・岩成・石村さんらも40クラスの数釣りを堪能されていました。











 今回の遠征はこれだけでは終わりません。佐世保港到着後、福住会長のお勧め。佐世保市内の高級中華料理店「天津包子館」にてさらに懇親会第二弾!

 魚が釣れて、おいしい料理が食べれて、楽しい仲間に囲まれて、しかも格安18,000円(渡船・宿泊・料理込み)!!!
 競友会の皆さんのおかげで、参加した中国勢は大満足。これから毎年恒例の行事にしようと、次回再開を約束し帰路に着いたのでした。

 自宅に着いたのはPM7時30分。十分夕食に間に合います。さっそく釣りたてのグレをさばいて、グレ料理王道の”グレのたたき”&今回は”グレ白子・腸の湯引き”を作ってみました。こりゃーやみつきでんなぁー!









当日のタックル&装備
ロッド 極翔 LIMITED PRO 1−53 …日中
BB−X SPECIAL SI−Z 47−53 1.5 …夜
シマノ
リール BB−X TECHNIUM 2000 シマノ
ライン SSハイポジションフロート (テスト品) 1.5号…日中
スーパーストロング 2号…夜
TORAY
ハリス ハイパーガイアXX 1.5号…日中
Lハード 3号…夜
TORAY
ウキ 小野ウキ 0、−0 …日中
全遊動X−T 2−1−2 00 …日中
ムラカミウキ 0 … 夜&マズメ
LFブライト TYPE R 0…夜

釣研
 
釣研
オモリ なし〜G2(状況による) ヤマワ
ハリ チヌ(メジナ) 0.6〜1号 金龍鉤
40バッカン2日で4セット
マキエ
メガミックスグレ    マルキュー 2袋
オキアミ生(3K) 2角
ツケエ
オキアミ生   
くわせオキアミSP マルキュー