平成17年5月1日のfish story

クラブ合同チヌ釣り大会





  
  いよいよGW。今年は会社によれば10連休となる大型連休らしいですが、ぼくはカレンダーどおり。
 レレレッチさん…「あーた。連休まで釣りじゃないやろね!」
 ぼく…「できれば行きたいんですけど…。」
 レレレッチさん…「行ってエェ〜わけないやろ!!誰が毎日子守しよんと思うんよ!!!」
 ぼく…「んでも、こっちも毎日がんばって生きております。釣りにいかんかったら、バッテリーが切れた携帯のように使い物になりませぬ。1日ぐらいはお願いしますよ〜。お願いお願いお願い〜!!!」
 っと拝み倒して、徳山湾を舞台に開催された、地元クラブ合同のチヌ釣り大会に潜りこませてもらいました。


 山口県地方はここ連日、すがすがしい晴天に恵まれ、海に出るのは「まだか、まだか。」とウズウズワクワクしていたにもかかわらず…。この日の降水確率は100%…。落雷を伴う大荒れの天候です…。大会に参加した35名もこの天気にテンションは下降気味…。
 前回マルキューチヌの際、好釣だった大津島西側の本浦地磯から順次磯上がりしていきます。大津島水尻崎を回って表に出た途端。船に積んでいた
ロッドケースが吹っ飛んでいくアクシデントに見舞われる超大荒れ・ビュービューの天候です。
 船付けするのも困難中、ぼくは「白岩西」に上礁。竿を振るどころか、満タンのマキエが入った
40バッカンが動くほどモーレツな風です。
 磯に座り込んで、仕掛けを2投しますが…。釣りになるわけがありません…。すでに全身ズブヌレ…レインウエアーの意味をなしません…。
 しばし、おさまるのを待ってみますが、天候は悪くなる一方…。このままじっとしていてもしょうがないので、重い腰をシブシブ上げ、セットしていた東レテストライン「ハイポジションフロート」から「SSちぬ」へスプールを交換。ハリスを竿2本(いわゆる1000釣法)に。ウキもハリスが馴染みかけたら沈む程度に調整します。
 立って釣っていれば…吹き飛ばされます。しゃがんで釣っていても…吹き飛ばされます。磯に座り込んで…なんとか座っていられます。という最悪の状況…。
釣り人生1・2位を争う悪天候でした。
 エイヤッと道具をほおって、マキエはどこに飛んでいくかどこで効くかさっぱりわからないので、撒けるだけ撒きます。
 その2投目。なーーんか海面に沈んだラインが動いている気がします。半信半疑リールを撒くと、なんか釣れています。
 藻に入り巻けなくなれば、緩めること数回。小型ながら銀鱗が海面に姿を見せます。
奇跡です!アンビリーバボーです!この状況で釣れるのならおそらく白岩は爆釣でしょう。


 ここで10投も釣ってませんが、風雨とも最低最悪な状況が続き、ついに「せと志を」が救出に来てくれました。青石〜回転基地までに上がった参加者を回収し、あきらめて帰る港に帰るものと思いきや、風裏に瀬代わりです…。
 全身ズブヌレ&テンション下がりっぱなし、この釣り好きのぼくが本気で、「もう帰らしてくれ〜」と心でつぶやく状況でした。 





 風裏となる北西方面の黒髪「北1番」に瀬代わり。ご一緒した方と釣座を決め、ぼくは海に向かって左のシモリからやってみます。
 1投目。早くも
メイタが釣れました。2投目。またしてもメイタが釣れました。3〜5投目釣れません。6投目またまたメイタが釣れました…。
 前回マルキュー時同様、
メイタパラダイスです。しかし本日もいちおー2尾重量勝負。型を獲らないとお話になりません。何をどーーやってもメイタ地獄から抜け出せません。


 本日ベストに忍ばせた、
ムラカミウキのニューバージョンを試してみます。従来も良く飛び・よく見え・感度良くの◎でしたが、今回のバージョンはこの風でも絡みしらず!絶品です!
 ここで、この管付ウキについて…。
 山陰では日本海の荒波という独特環境のなか、「山陰管付」というその地方に順応したフカセ道具が考案され発展してきました。
 わかりやすくこのウキの特性を上げると…@ウキのトップから飛んでいくため糸がらみしにくい。A仕掛けを張ればサシエごと沈み、緩めればサシエごと浮き上がる。B管付ゆえ軽い仕掛けで深釣りできる。などといった点が上げられるほか、円錐ウキにない新しいフカセ釣りの可能性を秘めた道具と思います。
 山陰管付を代表するものでは、竹下ウキ・宗ウキ・学ウキなどがあり、個々にすばらしい特性を持っています。
 竹下ウキの考案者竹下努名人はこのウキを駆使され、中国地区で唯一G杯グレの全国タイトルを獲られた名人なのであります。
 近年このウキの利点に注目した、瀬戸内のチヌ釣師を中心に山陰管付が使われ始め、目下大ブレーク中!?の注目アイテムなのであります。
 ぼくの場合…激流・竿2本以上の深ダナ・二枚三枚潮っと言った苦手な状況下で、「円錐ウキでは無理っ!」と判断した場合。この管付ウキの助けを借りています。
 内海のグレ釣りには浅ダナすぎるので、厳しい面がありますが、外海のグレ釣り時も過酷な状況下出番が多いアイテムなのです。
 ムラカミウキは鳥取にお住まいのお友達の村上さんが、試行錯誤され生み出され、自作されている貴重な山陰管付ウキで、絶妙なバランスを持つ見事な出来栄えのウキなのです。 





  ほんで、話を戻して…。瀬代わり後はコンスタントにメイタが釣れ、納竿10分前、ブクブクで生かした釣果を数えると30後半までを19枚。ついでにっ!と最後に粘って20枚の釣果でした。
 2枚のみキープして、
「またぼくの針に掛かってねっ!」とメイタによーーく言い聞かせ海に帰っていただきました。
 そんで検量。大津島本浦の波止を中心にノッコミ最盛期!のビッグママが仕留められており、優勝は連休で島根から里帰り中の
土肥さん48+46のパンパンのチヌ2尾で4k近い重量を上げられておりました。
 この状況下釣りができ、これだけ魚が釣れるのは徳山湾の懐の広さ。グレの釣果もボツボツ上がってきており、今年もマイホームタウンの徳山湾が楽しませてくれそうです。







本日のタックル&エサ 
ロッド 鱗海XT 06−53  (シマノ)
リール BB−X TECHNIUM 2000 (シマノ)
ライン ハイポジションフロート 1.5 →
SSちぬ  1.5
 (TORAY
ハリス ハイパーガイアXX  1.5 (TORAY)
ウキ ムラカミウキ G3
全遊動 XT 00 (釣研)
エアゾーン 25DM (ヒロミ産業)
オモリ等 G5〜G32個 (状況による)
潮受けウキゴム 
(釣研)
ハリ
チヌ(メジナ) 1〜2号  (金龍針)
大知SP 7号 (AQAオリジナル)
40バッカン1杯弱
マキエ これまでの大会であまった
マキエを冷凍保存したもの
ツケエ  くわせオキアミSP   (マルキュー)
 くわせ練りエサチヌ  (マルキュー)