平成17年7月10日のfish story

JFTフレッシュトーナメント予選 岡山会場







◆JFTフレッシュ岡山予選です。中国地区のフレッシュは、昨年まで徳山で2回開催されていましたが、今年から徳山で1回、岡山で1回と場所を分けての開催となりました。
 各地区の中でも中国地区の”JFT”に対する思い入れ・人気は非常に高く、グレ釣りトーナメントを志す者の「夢舞台」がこのJFTの舞台なのです。チャレンジする選手の顔ぶれ・意気込みも半端なものではありません。
 本大会への出場は、ぼくにとっても”最大の目標・悲願・念願”です。徳山・岡山双方の予選にエントリーしましたが、岡山予選はすでに満席で「補欠1番」とのこと。予選から補欠ではおもいやられます…。
 幸い、キャンセルが出てすべりこみで参加させてもらうことができました。


◆活発な梅雨前線の影響で、西日本各地は大雨予報。仕事柄「警報」が発令されたらスクランブル出勤しなければならないので、警報が出されないことを祈りつつ、PM9:00に徳山を出発。
 ここ最近、体調が思わしくなく今回も万全の体調とはなりません。日ごろ競技会の際は、サシエの頭とシッポを落としたり、ズケエサを作ったり、自作ダンゴを準備したりと抜かりなく準備します。ましてやJFT。日ごろ以上の準備が必要なところですが、まったくやる気が起こらず、何の準備もできませんでした。
 道具も韓国から帰ってきたまんまほっておいたため、
「カビルンルン」状態…。こんなことではまずダメでしょう…。


◆山口から釣闘会のISOP上野先生のハイエースで出陣。広島で石原先生、小島裕さんらと合流し、AM1時過ぎに牛窓の集合場所に到着します。
 参加38名をA船・B船の2グループに分け、それぞれの4回戦のトーナメントを制した1名ずつのみに、全日本グレトーナメントの出場権が与えられます。
 抽選の結果、ぼくは王座選手、吉田賢一郎名人ポータのA船。
1回戦3人対戦のクジを引いてしまいました…。




◆磯上がりするのは、小豆島東側の金ケ崎方面の磯。岡山の松田さん、関西の小野さんといずれも各全国大会常連の強敵です。
 1R、水潮の影響で道具がまったくなじみません。G5をビシッと段打ちし、イメージどおり道具を流せたと思ったら、シュルシュルっと小野ウキ0+が海中に引き込まれます。「してやったり!」と喜んでアワセますが、上がってきたのは「なんじゃこりゃ?」の
セイゴくん…。
 エサが入り幾分エサトリの活性が上がり、釣れそうです。しかし、ウキを引き込むのはチャリコばかり…。岡山まで来てただでは帰れないので、セイゴ・チャリコをキープ。(なにやってんの…)続いて、グイーンと竿を絞り込み、完璧に小豆島名物”コブ”の仕業やろうとやり取りの末上がってきたのは、
45オーバの立派なチヌでありました。
 ここにはグレおらんのかー。といやーな雰囲気が漂い始めた1R交代間際、
「チラッ」とオセンの中から1尾だけグレが浮上してきた気がします。マズイ…交代してここに入られたら釣られてしまう…。
 2R、真ん中の釣座に入り、さっきグレが浮上してきた付近と同じラインを流してみた2投目。25cmクラスのキーパーが釣れてくれます。「ホッ」としたのもつかの間、一番潮下の松田さんがすかさずキーパーを釣られます。
 以降音なしで、最終3R。今度は真ん中に入った小野さんが1投目で30近い良型をキープ。3者、1:1:1で並びましたが、明らかに小野さんの魚が大きいようです。一番潮下に入り、小野さんが魚をキープしている間に、ぼくの2投目「ポロッ」とキープが釣れてくれこれで、1:1:2でリード。結果このまま試合終了となり、ラッキーで2回戦進出です。
 思えば、釣れた魚、いずれも場所交代で釣座を休めた間際に喰っており、こういうパターンだったのでしょう。


◆2回戦。対戦相手は”JFT王座選手”三原の高橋清道名人との対戦です。対戦前に
「イジメないで下さい。」とお願いしたにもかかわらず、潮下の本命釣座に入った高橋名人は、開始早々からイレパクでぼくをイジメ上げてくれます。一方ぼくの釣座は「ポロッ、ポロッ」と釣れるペース。とにかく前半を3尾以内の差で交代しようとがんばって、おそらく目標の3尾差で場所交代。
 潮が変わらないのを願いつつ、本命釣座で竿を振ると、潮の流れもなんとかもってくれ試合終了。双方15〜20尾の釣り合いの試合でしたが、3k台:5k台で3回戦に進みます。



◆3回戦。おととしフレッシュを優勝しJFT本戦に進まれた、岡山の森さんとの対戦です。
 10mと釣座は離れていませんが、前半のぼくの潮上の釣座は一面オセンまみれ…。マキエの効かない開始早々に1尾をキープしますが、あとは沖をやっても手前をやっても、どうやってもサシエが持ちません…。ならば、と練りエサに手を伸ばし、半信半疑道具を入れると、喰ってきました!これは、練りエサパターンか?と当分練りエサでがんばりますが、本命釣座の森さんとの差は開くばかり…。
 ここで、ふと韓国で池永名人に教えていただいた言葉が脳裏に浮かびます。
「エサトリが多いときこそ、1投ごとに魚を釣っちゃろう。と思ったらダメなんや!お膳立て・お膳立て・釣る!と何投かに1尾釣る意識が大事なんや!」これを実践すべく、足元・潮上・潮下などにオセンを集め、釣れたらラッキーと開き直り、道具を入れた場所にはマキエを入れず、我慢・我慢の子。ひと通りエサトリが集まったところで、「ここで釣る!」っと1杯だけマキエをかぶせるパターンでなんとかキープを拾います。強力なマキエワークゆえ、気付けば前半だけで40バッカン2/3のマキエを使ってしまいました。2尾差ビハインド程度で本命釣座へ場所交代です。
 ほとんど釣座は離れていないのに、不思議なほどオセンが悪さをしません。前半のように悩むことなく後半は1投1尾のペースで釣れ続け、結果7:20以上でいよいよ決勝にコマを進めることができました。




◆決勝にコマを進めていたのは、広島で合流した小島裕さん。WFGや今年のバトルチヌに残っている名手です。小島さんとはJFT徳山予選の1回戦でも対戦してもらっています。
 決勝戦開始早々、西からの風が強くなり、G5にG7を段打ちした沈め釣りで挑みます。今日一日、前半はずっとボロ釣座からの開始です。マキエが効き始めたころから本命釣座の小島さんはコンスタントにキープされています。ぼくの方にも、いくらかはキープがきますが、風・潮の影響でひじょーにアタリが取りにくく、ここでも「とにかく前半は我慢で、3尾差以内」と言い聞かせがんばります。ラッキーなことにおそらく前半をおそらく1尾の差で交代することができ、後半はイレパク状態。結果2k台:5k台で3年ぶりに、
憧れの舞台に這い上がることができました。


◆初めてJFT本戦に出場したのは3年前。右も左もわからぬまま、ただただ日本の釣り技術のトップレベルをまの当たりにして、打ちのめされ、衝撃を受けて帰って早3年。「いつかあの舞台に、また這い上がりたい。」と言う気持ちを忘れたことはありませんでした。その気持ちに”海の神様”が答えてくれ、良い潮・良い潮に引き合わせてくれたのでしょう。
 前回以上に全国の名人のトップレベルの技術をひとつでも多く盗み取って帰ろうと思います。


◆番外編…帰りも上野さんらとワイワイ騒ぎ、ようやくPM10時に徳山東ICに到着。試合中も腕・指がつりまくり、間接という間接がぼろぼろです。加えて丸1日寝ておらず、もはや体力の限界。
 やっと我が家に着いたと、思った矢先、携帯に悪魔の連絡が届きます。職場の上司から「大雨警報が発令されたのでPM11時までに出勤するように!ほんじゃ。ガチャ」…。悪夢に違いありません…。結局、即効でシャワーを浴びて、重い体を引きずって勤務するはめになったのでした。







本日のタックル&エサ 
ロッド 極翔LIMITED PRO 1−53  (シマノ)
リール BB−X TECHNIUM 2000 (シマノ)
ライン SSちぬ  1.5 (TORAY
ハリス ハイパーガイアXX  1.2 (TORAY)
ウキ 小野ウキ 0+ 〜 0
二段ウキ時はヨージハリスウキ
または自作トップウキを使用
オモリ等 G7〜G3 (状況による)
フカセカラマン棒ロング
ハリ
チヌ(メジナ) 06〜1号  (金龍針)
マキエ
1試合分
遠投フカセ (マルキュー) 1袋
V9 (マルキュー) 1袋
湧きグレ500 (マルキュー) 0.5袋
浅タナグレ (マルキュー) 0.5袋
オキアミ生(3K) 1.5角
ツケエ  くわせオキアミSP M   (マルキュー)
 V9 M (マルキュー)
 スーパーハードグレM
 (マルキュー)
 くわせ練りエサチヌ、魚玉、ネリックスバラケ
 ムキミ
 各種配合漬けこみエサ