A1 これからの子ども達−その健全な発育のために
乳幼児突然死症候群と喫煙に関する調査
子ども達が育っている環境を把握し、更に養育者に対する啓蒙も兼ね合わせて、小児科外来を受診した保護者にアンケート調査を行った。SIDSの認知度は92%と高率で、その情報源は新聞、TVなど主にマスメディアからであった。
SIDS家族の会の5項目の呼びかけを知っていたのは48%で、一番重要と考えている項目は、赤ちゃんを一人にしないが45%、仰向けで育てよう32%、そばでタバコを吸わない18%を続いていた。注目されてきた理由として、73%解決法が無い事を挙げているが、女性の喫煙率の高さを危惧する人も43%あった。喫煙状況の調査では、63%の世帯に喫煙者が存在し、その内14%が女性であった。女性回答者の9%が喫煙しており、タバコを吸う母親と吸わない母親でのSIDSの認知度は、1%の有意差をもってタバコを吸わない母親に高かった。SIDSの正確な知識を普及させるとともに、強力な喫煙キャンペーンが必要と思われた。