C3 仙台市における小児救急医療の現状
宮城県小児科医会 藤木栄 貴田岡節子
仙台小児科医会 永井幸夫 唐橋実
宮城県仙台市での初期救急医療は仙台市急患センター、北部急患診療所、それに加えて休日、祝日日中は2ヶ所の診療所小児科医による在宅当番制で運営され、受診患者は多く、全国的に見ても恵まれた環境にあり、充実しているとされていた。しかし、二次・三次救急医療となると、仙台市立救急センターにほぼ依存しており、その結果、重症例が続くときなど病床確保が困難で、後続の患者さんを断らざるを得ない状況になってきていた。
そこで仙台小児科医会の働きかけにより市内10の協力病院を募り、平成13年4月より休日、祝日日中の小児科病院郡輪番制(主として二次輪番)の運営が開始された。病院郡二次輪番制が実施されることにより救急医療システムの充実にどのような変化が生まれたか、初期救急医療の実績も含め、1年間の成果を報告し、現状における問題点について検討する。今後の、小児救急医療システム改善の一助として利用していただきたい。