C4 高知県中央医療圏の小児救急医療体制

高知県小児科医会
吉川清志、門田正坦

 高知県人口の約7割が住む中央医療圏の小児救急医療は、平成3年に始まった公立5病院の輪番制により、365日常時診療できる体制となった。しかし、この体制は自主的に始められたものであり、病院小児科の熱意で運営されていた。平成9年に、1つの病院がこの輪番制から脱退し、県救急医療情報センターでの応需不能件数が増加した。このため行政も重い腰をあげ、平成114月1日より現在の小児救急医療体制が発足した。平日および休日急患センターの診療時間は、平日・土曜日20時から23時、休日9時から21時、13年度の受診者は、18.4人、この体制の特徴は、(1)地域のほとんど総ての小児科医が参加していること、(現在の登録医師数は55名)、(2)公立病院に加え高知医大が参加していること、(3)急患センターの診療時間外は輪番病院が1次二次ともに診療することなどである。現在3年を経過し、良好に運営されている。